==公演情報== 1st impression 「はなよめのまち」 作・演出 小栗剛 2010年3月25日(木)〜3月29日(月) @王子小劇場 1984年。日本の何処か。 まちは、海と山にかこまれた静かな入り江にあった。 このまちに産まれた女は、花嫁になるか看護婦になるかしか生きる手段がない。 まちは朝方、堕ちてきた藍色に濡れる。 かすかなよろこびがまちの少女達を触発する。 ジャズバーが真昼に営業し、映画館は24時間古い映画を垂れ流す。 ピアノの音が坂の上から漏れてくる。 静かな入り江に、あたたかな陽がポタポタと落ちてくる。 駅からの長い坂道を登ると、大きな旅館がある。 夕暮れにもう一度、まちは藍色に染まる。 女たちが生命活動を始める。 土手の上を歩く女子高生たちに、農家の男たちが手を振る。 学校の始業のベルが鳴る、21:00。 私達はセックスを学び、生殖を使命とする。 夜のとばりにヨザルが泣いた。 ただ抱きしめたかっただけなのに。 性と生命倫理の崩壊を描く、ロマンチック・デザスター・ガーリィ・プレイ。 あの日、あたしたちは橙色の太陽だった。 ぼくらは紺碧の空の下、豚小屋でパンを食う。 ==出演情報== DULL-COLORED POPに客演 第9回本公演 『プルーフ/証明』 原作 / デヴィッド・オーバーン 翻訳・演出 / 谷賢一 出演 / 清水那保、木下祐子、小栗剛(キコ)、中田顕史郎 『心が目を覚ます瞬間〜4.48サイコシスより〜』 原作 / サラ・ケイン 翻訳・翻案・演出 / 谷賢一 演出協力 / 小栗剛(キコ)、吉田小夏(青☆組) 出演 / 谷賢一、堀奈津美 DULL-COLORED POP ==外部作品== -TV- 『偉人の来る部屋』 #5「紫式部」の回の脚本担当 従来からある“トークバラエティ”を“ドラマ”で描く新感覚の番組。 ゲストはみんな歴史上の偉人たち!? 全13話。 ●公式サイト 偉人の来る部屋 ●放送局・放送時間 TOKYO MX: 毎週月曜日11時00分〜11時30分(10月5日スタート) tvk: 毎週水曜日11時30分〜12時00分(10月7日スタート) ●キャスト 主演:片桐仁・荒井萌 ゲスト:山中聡(織田信長役)・田中要次(平清盛役)・井上正大(宮本武蔵役)・野波麻帆(紫式部役)など ●スタッフ 監督: 片岡K 脚本: 日高勝郎・永野たかひろ・市川十億衛門・小栗剛・地獄谷三番地 プロデュース: 森谷雄・今泉潤(アットムービー) 制作プロダクション: アットムービー・クリエイティヴ |
△page top |